同友会ニュース−活動報告

【14.12.04】第12回経営研究集会の報告

企業づくりと地域づくりは両輪

   第1部基調講演は、会社経営の他、倶知安町観光協会の会長を務める本田哲氏が、観光を地域産業としてニセコの国際リゾート都市化をめざした講演をしました。
 第2部は、第1分科会(経営指針)㈱菓子工房COCOイズミヤ 庄司薫社長、第2分科会(社氏共育)、㈲笹木製作所 笹木浩二社長、第3分科会(地域活性)本田興業㈱ 本田哲社長の報告に学びあいました。

*写真は、挨拶の中で「中小企業憲章」を紹介する西塔代表理事。

企業人から地域人へ

   基調講演は、北海同友会の㈱本田興業 代表取締役 本田哲氏が「魅力ある地域と企業づくり~ニセコを世界ブランドに変えた男」と題して講演。

 本田氏は、大学卒業後、日産自動車の本社に勤務し、40歳の時(2004年)に戻ってきました。「日産は素晴らしい会社でしたが、祖父や父の背中を見て育ち、自分はこのままでいいのかと考える時期があり、企業人から地域人でいたいと思い退職しました。
 事業承継しますが、会社は倒産の危機に直面。社内の意識改革に取り組み、住民あっての会社であり、地域満足度を上げる企業をめざし、工事業からサービス業へと原点に戻ります。

観光を地域産業に

   そして、地域の危機。「なんとかしたい」と5人の仲間が、観光を地域産業にしようと4つ
の行動指針を軸に活動がスタート。
 「地域が元気になれば社業も良くなる」を信条に、経済的波及効果の高い観光産業を地域戦略として位置づけ、人口1万6千人のニセコエリア倶知安町を年間33万人もの外国人が訪れる国際マウンテンリゾート地に引き上げました。本田社長は、「地域経営のエンジンは行政」と官民の連携を強調します。
 地域の人口減少が差迫る中、選ばれる地域・企業になるためにはどうすればよいか。企業づくりと地域づくりが両輪であること、リーダーの在り方などを学ぶことができました。参加者の多くの方が共感し、改めて地域を見つめ直し、夢を描き、夢を語りあう仲間の大切さに気づき、その実践への一歩踏み出す力をいただきました。

第1分科会(経営指針)

  報告者は、㈱菓子工房COCOイズミヤ 庄司薫社長。
報告を終えて、「社員の意見が経営に生かされていますか?」のテーマでグループ討論中。

第2分科会(社員共育)

  報告者は、㈲笹木製作所 代表取締役 笹木浩二氏。

企業変革支援プログラムステップ1の「人を生かす経営の実践 Ⅲ―②共に学び共に育ちあう社風づくりのカテゴリーで、社員からの提案・意見や不平不満を聞き出したりする場づくりを考える・「俺についてこい」「俺の言うことを聞け」から、「社長、○○したほうがいいのでは」など、一方通行から双方向に行われる社風づくりを学びあいました。

第3分科会(地域活性)

  報告は、本田興業㈱ 代表取締役 本田哲氏(一般社団法人倶知安観光協会 会長)が、「中小企業振興条例で地域内循環を高める」のテーマで報告。

行政の方をはじめ、大学生33名が参加しました。

大場実行委員長のあいさつ

  第12回経営建久集会の大場実行委員長が、懇親会の席で成功の御礼の挨拶を述べました。

   各自治体、地元議員を訪問し、観光を地域産業にしたニセコの事例を紹介するたびに、「尾花沢市に33万人の外国の観光客が来るのと同じ」と紹介し、具体的なイメージを描きました。
 受け入れるホテルは?施設は?交通機関は?と想像し、中小企業振興条例の必要性も訴えてきました。
 人口が減り、企業数も減り、地域が疲弊している現状をなんとかしたいとの思いは、中小企業も行政も金融機関も共通の課題です。
 山形にも、温泉、風景、食材、歴史や文化と観光資源はあります。ニセコのスタートは何とかしたいという想いの強い5人だったといます。
 では、誰がやるのか。その鍵は私たちにあります。まずは、未来の山形を語り合える仲間を増やしていくこと。エンジンとなる行政の意識を高めると同時に官民の連携を強めていくこと。そして、地域の雇用を維持する強じんな企業をつくっていくことにあります。

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