同友会ニュース−活動報告

【14.12.17】新庄最上支部準備会12月会の報告

忘れられない社員の一言

  【新庄最上地域に支部を!ということで、11月から「月会」を開催しております。
2回目となる12月会では、(有)大山ボデー 専務取締役 佐藤知志氏から「クルマ好きでない私がクルマ屋を継いだわけ」のテーマで報告しました】


大学・専門学校卒業後大手ディーラーに就職、平成17年に母が体調を崩したのを機に30歳で今の会社に入社します。兄がおりますが教職員としての道を歩んでおり、そんな中での父親の言動に自分がこの会社を継ぐんだなという意識はありました。
ディーラーの社員教育はきちっとしていて、会社はそれが当たり前だと思っていましたが、入社当時は朝礼なし、会議なし、目標なし、更に社員の会話の中に「こごの会社ってや〜、○○だなやの〜」との、自分の会社でないような言い方にショックを受けました。「絶対この言葉を言わせたくない、この言葉を言わせている会社の環境を絶対変えてやる」と覚悟を決めました。

自分がしてほしいことは…

  変えるといっても社員たちが納得しなければ会社の文化までは変えられないと思い、自分がしてほしいことを自ら実行することから始めました。「毎日の朝礼」「社員との会話」「トイレの掃除」「工場内は走る」など等、とにかくがむしゃらに働いている姿をみせようと、休みも取らず2年が過ぎました。
3年目に専務になり同友会に入会、次の年には経営指針セミナーを受講しました。経営指針セミナーでは自分の思いを成文化、目標数値を明確化、組織図をつくり役割分担や責任の所在をはっきりさせました。そして入社6年目が過ぎた頃、なんとなく雰囲気が変わってきました。それは「休憩時間の社員の笑い声が増えた」「社員の歩くスピードが速くなった」「工場が整理整頓されるようになった」「お客様からのクレームが少なくなった」等の変化が見えたからです。

強みを生かし 人を生かす

  入社7年目からは経営計画発表会をしました。売り上げも指針を作った頃からグンと伸びだして、入社当時と比べ約2倍になりました。要因はお客様が2回、3回と来てもらえるようになったからだと思います。
具体的には「自社の強みを生かした経営」「人を生かす経営の実践」に取り組みました。「自社の強みを生かした経営」としては、「24時間レッカーロードサービス」「写真を使っての整備内容の説明」「母親が作る手書きの『大山ボデー新聞』」を含む5つ。「人を生かす経営の実践」として、「休みの定義づけ」「評価制度」「社員が働きたくなるような環境づくり」「委員会」等、10の取り組みをしました。それから、社員だけでなく社員の家族からも喜んでもらおうと、「子供会社見学会」や「家族会」「誕生日プレゼント」も始めました。

親の・社員の・お客様の期待に応えたい

  車好きでないから見えてきたものがあり、働きやすい職場環境を作ることができたと思います。
朝礼等のあいさつでは、「掃除や挨拶や仕事はお客様や会社のためにではなく、自分の人生を豊かに幸せにするため」と言っておりますが、誰でも必要とされれば期待に応えようと考え・行動し・努力します、私は職場を人が育つための場所にしたいと思って取り組んでいます。
最後に「こごの会社ってや〜、○○○だなやの〜」と言っていた社員が、今年の経営計画発表会のアンケートに、「この社員のみんなとなら頑張れると思った」「みんなで協力し合って一つ一つ達成していきたい、達成できると思う」と書いてくれました。本当にうれしくて、時間はかかりましたが急いで答えを出さなくてよかったと感じています。
今年9月で10年目がスタートして、今の課題としては「従業員の高齢化」「新工場増設による返済」「事業承継」等たくさんありますが、これからがスタートだと捉えて社員と共に進んでいこうと思います。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
同友会ニュースのインデックスへ
同友会とは?へ
活動内容へ
入会案内へ
所在地・連絡先へ
リンク集へ
行事予定へ
月刊同友やまがたへ

検索

中小企業家同友会共同求人サイトJobwayへ
中小企業家同友会全国協議会のサイトへ
同友会会員企業検索のページへ
RSS