同友会ニュース−活動報告

【17.08.03】庄内支部7月例会 なぜ障害者を雇用するのか?

 \;  7月25日、鶴岡市総合保健福祉センター「にこふる」にて、庄内支部7月例会が開催されました。高等学校、支援機関、実際に障害者雇用をしている経営者など多数の方々からゲスト参加をいただきました。板垣支部長から冒頭に「自分は障害のある方が身近にいるが、それでもまだ勉強できていないことばかり。一日皆さんと一緒に勉強させていただき、何か一つ持ち帰れたらと思う」とあいさつしました。

障がい者雇用のきっかけ

 \;  今回は「なぜ障がい者を雇用するのか?」というテーマで(株)リプライ 代表取締役 安藤 克敏氏からの報告がありました。
 30年ほど前に個人的な依頼から障がい者雇用を始めた(株)リプライですが、現在リプライグループ全体では45名もの障がい者を雇用しています。ここまで拡大したきっかけは2011年、稼働開始して間もないウォーターサーバー用プラントが震災の被害をこうむった時でした。工場再開後ボランティアを優先し既存顧客が離れていく日々の中、ある人物から「自分で積み上げた徳は自分ばかりが使うのではなく受け継いでいかなければならない」と説かれます。安藤氏が思い返したのはプラントが10名ほど雇っていた障がい者の方々の働きで助けられたこと、それ以上に不採用にした人々がいたことでした。「障がい者雇用をしよう」と決断したその日からわずか4か月後、障害者就労支援を柱とする(株)カイセイを立ち上げました。「条件が整ったらやる、という人がいるが間違っている。決断が条件を整える」と安藤氏は強調します。
 

障がい者雇用の実際

 障がい者雇用を続けられる理由として安藤氏は「ちょっとした工夫」を挙げます。「ホワイトボードやベルで意思伝達をしやすく」「社員のパニックを抑えるのではなくパニックの要因である大量の製品を整理しやすく」など小さな工夫が多数実施されています。
 こういった工夫のもとで、検品、製品メンテナンス、食堂などで皆が自身の個性を最大限発揮して働いています。その様は見学、視察する誰もが驚くほどだといいます。社内イベントの飲み会も一般社員と障がい者社員でローテーションでホストをしています。その理由として「障がい者の人には『自分が何かを与えて、ありがとうを言われる』という体験が少ない。こういった場で体験してほしい」と安藤氏は語ります。

 報告後、「自社で障がい者を雇用できないか?担当できる作業はないか?」をテーマとしグループ討論がおこなわれました。実際に雇用している立場、自社では難しいのではという立場、障がい者雇用をあっせんする立場など、多彩な視点からの率直な討論がおこなわれました。自社で何ができるかの手がかりをつかんだ参加者が多く見受けられました。  \;

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