同友会ニュース−活動報告

【17.08.28】寒河江支部8月例会 創業258年の老舗企業の後継者として何を未来へ繋ぐのか

 \;  8月22日、寒河江市技術交流プラザにて寒河江支部の8月例会が開催されました。開会に先立ち阿部支部長から「経営者自身が現場に出ることが多いと、つい経営のことを忘れてしまう。例会はそれに気づくことも出来る場所。気づきの実行が重要なのでまず明日やれることを持ち帰ってほしい」とあいさつがありました。

創業258年の老舗企業の後継者として何を未来へ繋ぐのか

 \;  今回は「創業258年の老舗企業の後継者として何を未来へ繋ぐのか」と題し、(株)島屋 専務取締役の阿部 巧氏から報告がありました。
 現在婦人服、学生服、祭り用品を販売する(株)島屋。原点は1759年(宝暦9年)の嶋屋伊助商店の創業までさかのぼります。古着も扱う反物問屋としてスタートし、紅花や肥料、穀物など時代のニーズに合わせた商品を取り扱ってきました。大正中期から昭和初期にかけて複数の企業設立を支援。昭和中期からは多店舗展開を行い、1936年に株式会社化。2003年からは店舗の老朽化もあり寒河江市内の総合施設内へ移転しました。
 (株)島屋には8代目、10代目から受け継がれている家訓があります。「不欺是商略(欺かざる これ 商略なり)」「老舗は常に新しい」です。それぞれ「誰も騙さない、謗(そし)らない、期待を裏切らない。これに勝る商略はない」「時代やニーズとともに変化し続けることが地元企業の役割・生き残る術」という思いが込められており、阿部氏は「こういった家訓があったからこそ今まで存在し続けられたのでは」と語ります。

これからの島屋

 \;  (株)島屋の長い歴史の中では、顧客ニーズや時代の変化により縮小、撤退した分野も数多くあります。若い顧客の獲得、新規開拓のためのPRが現在の課題だといいます。現在は商工会主催の「一店逸品会」への一押し商品の出品、「まちゼミ寒河江」でのワークショップや風呂敷等商品の使い方講座、学生用品の差別化などを行っています。
 現在の強みは祭り用品です。商品量を活かして年間を通して販売しているため、目的外のお客さまも巻き込み、販路を拡大しています。また、お祭り時のタブレット、スマートフォンの持ち運びに適したポシェットを仕入・自社製造を併用して販売、人気を博しています。ネット通販でも取り扱っている事も強みです。
 阿部氏は「自分が入社し6年。変わったもの、変わらないものが沢山あるが、どれも2つの家訓があったから。これからも、私の次世代へとつながる新しいことにどんどんチャレンジしていく」と、歴史への敬意とこれからの決意を語り締めくくりました。

自社の製品やサービスは、創業当時から同じですか?

 \;  グループ討論は「自社の製品やサービスは、創業当時から同じですか?」というテーマで行われ、どう続いているか、どう変わっているか、これからどう変えたいかなどについて討論しました。各グループで、柔軟に変化していくこと、自社の現在の強みを見極めることの重要性が熱く語られました。

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