同友会ニュース−活動報告

【17.10.17】寒河江支部9月例会 10年前に成文化した経営指針を活かして!!

10年前に成文化した経営指針を活かして!!

 \;  9月27日、寒河江市技術交流プラザにて寒河江支部9月例会が開催されました。今回は「10年前に成文化した経営指針を活かして!!」と題し、(株)花泉 代表取締役の大泉 拓也氏から報告がありました。
  東京での修行経験による自信と、後継者としての安心感をどことなくひきずっていた頃、同友会に入会。当時のグループ討論で「視野や経験値なども違うのだから、自分が話していることを社員は分からない」と気づきました。社員の声を聞きはじめると「どうしたら社員は年下の自分の話を聞いてくれるのか?」「世代交代後の青写真が描けない」という悩みが生まれ、指針づくりに参加。「なにをしたいのか伝わっていない」「どういう店をつくりたいのかわかってない」ことに気づくことができました。
 

変化する業界と市場

 \;  フラワー業界は縮小のさなか。輸送中における品質管理や薬品処理の徹底で、ただでさえコストパフォーマンスの側面から脅威だった外国産の花に品質の高さも加わったため、国産ブランドにあぐらをかいていた国内生産業者は衰退していきました。
また、生産者→卸売→仲卸→花屋という流れが複雑化し、花屋を通さずにお客さんが花を買うことができるようになりました。市場ではセリ前日にインターネットでのセリが導入されています。生活文化の変容では、部屋に花を飾る、仏壇には花を添える、といった文化が失われ、売り手として隠れた需要を探す転換期となっています。
 大泉氏はそういった中、経営指針作成時に「今のお客は先代のお父様のお客だ」という言葉から取り組み始めた「ファンづくり」や、顧客管理改善のためのPOS導入、スキルアップ支援、葬儀関係への参入、業務におけるSNS活用などに取り組んでいます。また、組織図を社員一人ひとりに伝えることで社員それぞれの立ち位置とキャリアプランを明確にし、業務改善を進めています。

新しい時流

 \;  スマートフォンの浸透も大きな変化をもたらしています。お客様が花屋へスマートフォンで注文するスタイルが地方でも浸透してきています。ホームページのモバイル対応はもはや常識となりつつあります。現在はfacebookやYoutubeでの動画投稿も大きなコンテンツです。動画そのものがカタログになるという強みの他、アレンジメント動画を投稿することで、飾り方を無料で公開する代わりに花を買っていただくというビジネスモデルも生まれました。現在新しく取り組んでいるのが高品質な啓翁桜の販売です。インターネットでの販売とともに人形店と提携し桃の節句の品として扱っています。
大泉氏は最後に「指針を作ったことで、後を継いだ時に悩まずやりたいことを見つけられた。2007年当時掲げた内容は8〜9割達成できた。書き足した部分の達成率は5割ほどなので、そこを達成しながら次の展開を探っていきたい」と締めくくりました。

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