同友会ニュース−活動報告

【18.10.23】4委員会合同例会 仕事のあり様が大きく変わる中で労使見解を基本とする価値観を磨こう

 \; 9月20日に「10年後の労働環境」をテーマに4委員会合同例会が開催され、パネルディスカッションとグループ討論で学び合いました。
パネルディスカッションでは、座長の田宮印刷(株)阿部和人常務の進行で、(株)ティスコ運輸菅原茂秋社長、(株)ソーラーワールド武内賢二社長、(株)サニックス大江藤之部長をパネラーとしてお話をお伺いしました。

運送業界の10年洞察

 \;  最初にそれぞれの業界についての10年洞察を伺いました。
 菅原社長からは運送業の10年洞察として、電機自動車に対する脅威や業界のAI導入がそこまで来ていること。また、国土交通省では2021年をめどに隊列走行をスタートしていくことが発表されており、長距離輸送担当社員の働き方が変化していく可能性があり、その先には自動運転が進むことも視野に入れた事業展開が重要だとお話して頂きました。
 このような脅威と捉えがちな将来ですが、「人」でしか出来ないことも数多くあり、チャンスと捉えて新たなビジネスを開発していきたいとおっしゃっていました。
 現在の課題は業界で起こっている急激な変化の予兆に対し社員と経営陣で少し認識のズレがあり、まだ合意形成が出来ていないところにあるとのことでした。

自動車整備業の10年洞察

 \;  次に(株)サニックス大江部長より自動車整備業の10年洞察を伺いました。
 インターネット常時接続、自動運転、電動化によって整備が高度化し、それについていけるかどうか、オリンピック後の景気の落ち込み、人口減少、若者の車離れなどを脅威として感じておられました。
しかし、そのような中でも自社のような大型車整備工場はコンプライアンスの遵守による定期点検の増加、競合が少ない事等からこの先も「人」を活かした事業展開が出来ていくとおっしゃっていました。
 現在の課題は業務内容や作業効率の見直し、人材育成と技術の向上なのだが人手不の面もあり、中々進まないと悩んでおられました。

エネルギー業界の10年洞察

 \;  続いて(株)ソーラーワールド武内社長からは、エネルギー業界の10年洞察を伺いました。
エネルギー政策は今だ国策の様相が強く、電力の固定買取制度が終了し、市場が縮小。それに伴い同業者が撤退を始めている状況。また、SDGs等エネルギーも含めた環境配慮型企業を目指していない企業には海外投資家が撤退している状況もあるとご報告頂きました。
 そんな業界でもチャンスはあり、補助事業にあわせた商品、サービスの構築、仕入先の変更、アフターサービスの強化、環境配慮型企業としてPRし、市場開拓、海外販売と様々な機会をお話くださいました。
現在の課題は商品メニューの新たな取組み、協力業者の構築、チャンスを活かす為の人材確保とおっしゃっていました。

選ばれる企業へ

 \;  その後、社会的な問題として人材確保、労働力不足、副業・兼業についてお話を伺いました。
 この3つのテーマは、グループ討論でも活発な意見交換、事例紹介があり学び多い討論となりました。中でも副業・兼業については既に厚生労働省からガイドラインが出ており、今後の対応として参加者は興味深く討論していました。
 グループ討論の終わりには参加者全員から明日から出来る行動を宣言して頂き、例会を終えました。
 企業の多様化が進む中で、これまでのように企業規模が大きいことだけでは働く人のニーズを満たすことはできず、働く人にどれだけのチャンスや自己実現の場を与えるかで企業が評価されるようになっていくでしょう。企業経営者も企業規模を拡大させることよりも、企業の個性を磨き魅力を高め、働く個人から選ばれる企業を目指すことが求められるでしょう。
 このようにこの先、仕事の有り様は大きく変わるでしょう。しかし、労使見解を基本とした我々が大切にしている価値観は少しも変える必要はなく、逆にその部分が働き先に選ばれる大きなポイントとなるのではないでしょうか。
時代に合わせてしなやかに対応しながら我々が大切にしている価値観を磨き上げ、社員、お客様、地域から選ばれる企業を目指していかなければと感じました。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
同友会ニュースのインデックスへ
同友会とは?へ
活動内容へ
入会案内へ
所在地・連絡先へ
リンク集へ
行事予定へ
月刊同友やまがたへ

検索

ご案内電子ブックを開く
中小企業家同友会共同求人サイトJobwayへ
中小企業家同友会全国協議会のサイトへ
同友会会員企業検索のページへ
RSS