同友会ニュース−企業訪問

【21.03.31】自社の成長は「初めて」の先にある。BtoCにトライ。(株)フロット 取締役 五十嵐久仁子氏(山形支部)

 山形市で企画、デザイン、ブランディングを行う(株)フロットでは、コロナ禍の中ステイホームが続く子どもたちに向けて“創造の旅”を楽しんでもらおうと『POSTじゃあにぃ』の販売を始めました。同社初のBtoCの取り組みについて、(株)フロット 取締役 五十嵐久仁子氏に伺いました。  \;

 『POSTじゃあにぃ』は、絵本作家荒井良二氏と山形ビエンナーレに関わったあ―ティスト4人がつくったすごろく絵本など5種の作品が詰め込まれたアートキット。想像力をかきたたせる構成となっており、子どもの自由な発想で楽しむことができます。
この企画は「コロナ禍で出かけられない子どもたちに何かできることはないか」という相談を持ち掛けられたことをきっかけに始動しました。これまで企画やデザインの受注製作が主力だった同社が、販売元となるBtoCの展開を始めるにあたり、社内から「本当に売れるのか」と反対の声も上がったといいます。しかし五十嵐氏は自社が成長し、器を大きくするチャンスと捉え、プロジェクトで取り組み始めました。
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 非接触でポストに直接届けるという基本コンセプトのもと、ECサイトの構築やポストに入るサイズの封筒にどれだけのものを入れ、どう遊んでもらうか、アーティストや田宮印刷(株)と一緒に考え形にしていきました。ものづくりの先のプロモーションについても自社で行い、コアなファン層にはSNSを活用し、一般の方々に向けては広告ではなく広報にセグメントした上で広く周知する展開を図りました。プレスリリースの投げ込みから、共同通信社の取材を受けることとなり、各地の地方紙やラジオでも取り上げられ、東京以南からも注文が増えました。

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 『POSTじゃあにぃ』を購入した方からは、「会話が増え、コミュニケーションツールとなっている」「子どもがこんな発想をするとは思わなかった」「子どもの情操教育にもいい」といった感想が寄せられています。  \;

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 五十嵐氏はBtoCに取り組むことで、企画して作って売るという基本的なことに素晴らしさを感じ、納品先が企業であるBtoBと違い実際に商品を手に取るお客様のことが想像しやすくなったといいます。今回のチャレンジをとおし、ECサイトの運営やプロモーションを実際に行うことで課題も見えてきました。また、顧客データの蓄積から顧客の志向に合った販売提案もできることが分かり、販売促進の仕事としてお手伝いするクライアントへのアドバイスもより具体的にできるようになると語ります。
行動し試しながら、よりよい方へブラッシュアップしていくことで事例ができ、営業品目となること、柱を何本か立てながら太くしていくことの重要性について教えて頂きました。


『POSTじゃあにぃ』オフィシャルサイト
https://tabitabi-journeys.com/  \;

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