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同友会からのお知らせ

お知らせ

山大生が事務局の仕事「企業訪問」を体験しました(山形大学低学年インターンシップ)

9月に行われた山形大学と山形同友会が連携して実施する「低学年インターンシップ」では、山形同友会事務局にも理学部1年生の上田さんが参加。事務局の仕事を体験しました。

毎年のインターンシップで必ず体験してもらっているのが、会員企業さんへの訪問です。今回のインターンシップでは山形支部の西河産業㈱さん(会員:代表取締役 菅野 大輔氏、取締役 菅野寛子氏)と㈱大江車体特装さん(会員:代表取締役 大江晴久氏)を訪問。レポートを掲載いたしますので是非お読みください!

 

山形大学理学部理学科1年 上田明里

西河産業㈱

特徴
西河産業さんはマンホールの修繕工事や、鋼矢板打ち込み工事・土留などのリース・販売などをされている会社です。
マンホールの修繕工事のトラックには、菅野社長が「建設現場というよりは工場を持ってきている」と紹介いただくほど様々な工事に必要な機械、道具を積みこまれています。
マンホールの取り換え作業では、作業員の皆様のチームワークはもちろん、その場でのアスファルトの作成作業や、セイフティーフラット工法のために開発された超速乾のモルタルを使用することなどで工事時間を短縮させており、2時間から2時間半ほどでマンホール1つの取り換え作業をすることが出来ます。

感想
代表取締役の菅野社長や、現場の作業をしている方々からお話を聞かせて頂きました。

今回西河産業様の訪問をさせていただき感じたことは、現場に行かないと見えないことがたくさんあるということです。
工事に使用している様々な機械や道具は現場の方々が作業しやすいようにと特注のものを用意していたり、自分たちで溶接して作るなど、現場の環境改良に努めていると感じました。
社長が現場の知恵から道具の改良案は出ているとおっしゃっており、実際に見学に行った際にも社長と作業員の方が作業に使用している道具についての意見を交わしあう姿を拝見いたしまして、細かい改善案は現場との距離が近くないと分からないということを学ばせていただきました。

 

㈱大江車体特装
特徴
大江車体特装さんは、はたらくクルマの特装に特化しており、ワンストップで改装ができ、内装も変えることができるのが大きな強みの会社さんです。消防車やマイクロバスなどさまざまな車種の特装を手掛けられ、お客様の細かい要望に合わせて丁寧に架装をおこなっています。
他にも災害支援車LCXの製造販売、霊柩車の製造販売も手掛けています。
災害支援車LCXは災害時などに移動して、水・電気・ガスなどの生活に必要なライフラインを確保できる車両です。工事現場・イベント・レジャー・難民支援時などの災害時以外のさまざまな場面で使用することもできます。社長の大江さんが東日本大震災の際に支援金以外のものを被災地の人に届けられなかったことから、会社としてどんなことができるのか考えた末に作られました。実際に避難場所を見て、話を聞くことで得たアイデアで開発を進められたといいます。

 

感想
社長の大江さん、課長の柴田さんのお二人からお話を聞き、やってみないと物事は見えないので、できるか迷ったらやってみた方がよい、というお話を頂きました。
たくさんの成功や失敗の経験は、何かを選択する時の選択肢を増やしてくれるので、良い選択をできるようにするためにはいろいろな経験を積むことが必要だと学ばせていただきました。

 

 

山形同友会の共同求人活動は、企業説明会からの採用にとどまらず、インターンシップ、学生向けセミナー、産学連携の取り組みなどで、採用から育成まで共同の力で取り組み、地域に人を残し育てる活動です。ご興味のある方は学生、企業、教職員の方々など立場に関わらず是非お問い合わせください。

山形県中小企業家同友会 事務局

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