お知らせ
2022.10.11
山形大学低学年インターンシップ&成果報告会 ~インターンシップを通して学生も企業も変わる~
9月16日、山形大学低学年インターンシップの成果報告会がオンラインで開催されました。この低学年インターンシップは、8年前より山形同友会と山形大学が連携して取り組んでおり、2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で例年の内容は中止せざるを得なかったものの、昨年度からは開催可否基準を明確に定め、各社で厳しい感染対策を実施した上で再開し、今年度も会員企業31社が山形大学の1年生43名を受け入れました。各企業では業務体験のほか、研修、企業研究、キャリア学習など、多彩なプログラムが実施されました。
報告会当日は、学生が受入先での3日間の実習の成果を発表し、受入先が総評する形式で行われました。学生は3日間の実習の成果を、個人目標の達成状況、中小企業のイメージの変化と魅力、働くとは何か、受入先へのメッセージ等のポイントで発表し、「大企業の下請けとばかり思っていたが、日本経済を中小企業が担っているのだと、認識が大きく変化した」「現場の仕事と経営が実は表裏一体であると学んだ」「物事を多角的にみる重要性を学ぶことができた」など成果が報告されました。
受け入れ先の担当者・経営者からは、学生の発表に対する総評、感想、そしてこれからの大学生活に向けてのエールが送られました。
この低学年インターンシップは採用を目的としていませんが、受入企業側としては「採用力の強化」「自社の認知度や理解度の向上」「自社の社員教育・組織活性化」などのメリットがあります。同友会としては、来年度以降も引き続き、各学校と連携を図りながらインターンシップに取り組んでいきます。
※写真は同友会事務局でのインターンシップの様子。学生さんの参加レポートを近日中に公開予定!